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元彼の遺言状ってどんなドラマ？あらすじやキャスト、相関図を紹介！

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2022年4月11日から綾瀬はるかさん主演の月9ドラマ『元彼の遺言状』がスタートします。
原作者は元・弁護士なので、法律関連の描写は説得力抜群。
その上、必ず毎回殺人事件に巻き込まれ、ミステリー要素もたっぷりで、期待が高まります。

そんな気になる『元彼の遺言状』の中身を紹介します。

司法書士の先生に監修していただき、ドラマがより楽しくなるような各話解説もやっています！下記からご覧ください。

・元彼の遺言状の第一話のネタバレとあらすじを見逃し解説！

・元彼の遺言状の第二話のネタバレとあらすじを見逃し解説！

●ドラマ『元彼の遺言状』公式サイトはこちら

第二のガリレオになるか？　大ヒットシリーズになる予感

原作の同名小説は第19回『このミステリーがすごい！』大賞を受賞。
この作品で作家デビューした新川帆立（しんかわほたて）さんは、当時・現役弁護士で作家デビューを果たしています。

東大法学部大学院を修了した年に司法試験に合格。

そんな異色の経歴を持つ新川さんですが、なんと司法修習生時代にプロ雀士としても活動しており、いくつもの顔を持つ才気溢れる女性です。

デビュー作以降も『元彼の遺言状』に登場する弁護士・剣持麗子（けんもちれいこ）が主人公のミステリーを書き続けています。

もしこのドラマが成功したら、同じ月9ドラマで大成功した東野圭吾原作・福山雅治主演の『探偵ガリレオ』シリーズのように、シリーズ化、映画化、される可能性もあります。

綾瀬はるかさんの新境地なるか？気になる大泉洋さんは相棒に？

主演・綾瀬はるかさんの演じる弁護士・剣持麗子は年収二千万円で、裁判に勝つためには手段を選ばない「人間の価値は金で決まる」という明らかに敵の多そうなキャラクター。

「ホタルノヒカリ」「義母と娘のブルース」など、変わってるけどどこか可愛げのある役柄を演じて人気の綾瀬さんですが、本ドラマでは今までとは180度違う役柄です。
剣持がどこまで視聴者に受け入れられるかに注目です。

一方、依頼人・篠田敬太郎を演じるのは大泉洋さんです。

実はこのドラマは「元彼の遺言状」だけでなく、新川さんの最新作「剣持麗子のワンナイト推理」の短編他オリジナルストーリーで、毎回1話から2話ごとに事件が完結する形式のようです。

篠田は原作では「元彼の遺言状」にしか登場してませんが、ドラマ独自のアレンジで相棒に昇格した可能性もあります。
原作では麗子と旧知の間柄ですが、ドラマでは一面識もない正体不明の人物として紹介されています。
篠田の設定次第で、物語の展開がガラッと変わっていくかもしれません。

元彼の遺言状のあらすじ・ネタバレ

ここからはドラマ「元彼の遺言状」のあらすじを紹介します。

奇妙な遺言の奇妙な依頼

敏腕弁護士の剣持麗子（綾瀬はるか）は、豪腕のために依頼主からも煙たがられたため所属弁護士事務所の所長・津々井（浅野和之）からボーナスの減額を言い渡されます。

事務所の仕事に嫌気がさした麗子は、法定代理人の依頼を引き受けます。

依頼主は元彼・森川栄治（生田斗真）の大学時代の先輩と名乗る男・篠田敬太郎（大泉洋）。

篠田は栄治の暮らす軽井沢の別荘の管理人として、病気がちの栄治の世話をしていた、と本人はいうのですが、栄治が亡くなった現在それを証明する手段はありません。

ある朝、篠田は栄治が椅子にもたれて亡くなっているのを発見します。
そして、遺体の傍らには「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言状が残されていました。

死因が風邪をこじらせての病死と診断されたことで、自分がインフルエンザをうつしたせいで死んだ可能性があるとして、篠田は麗子に栄治を殺した犯人に仕立てるように頼みます。

栄治は二つ目の遺言状も残しており、栄治の父親が代表を務めている森川製薬の幹部が全員一致で選んだ者を犯人と特定し、「真犯人が判明した場合も、警察に漏らさない」と書かれてありました。

そもそも「殺人事件の犯人を刑事事件として問わない」という遺言は、民法九十条公序良俗違反にあたり無効になる可能性があります。

そんな無理筋の依頼でしたが、麗子は栄治の遺産が1,080億円という莫大な金額であると知り、成功した暁には篠田と遺産を山分けにする条件をつけて別荘にのりこみます。

森川製薬の人々

軽井沢の別荘では、栄治の顧問弁護士・村山権太（笹野高史）の立ち合いのもとに、「犯人選考会」が開かれます。

選考会に参加した全員が栄治と因縁があり、栄治を殺害した可能性があります。

森川家長男で栄治の父である森川製薬の代表取締役社長・森川金治（佐戸井けん太）は、
本来なら法定相続人で、遺産の大半を受け継ぐはずでしたが、遺言状のためにそれが叶わず苛立っています。栄治の遺産には会社の株も含まれており、息子の死を悼むよりも、会社の大株主になるはずの「犯人」が誰であるかを気にする冷酷な人物です。

栄治の叔母で森川家長女かつ森川製薬専務・森川真梨子（萬田久子）とその息子・拓未（要潤）は新薬開発に心血を注いでおり、社長派と対立。
巨額の遺産と同族経営の利権をめぐって、ドロドロの骨肉の争いが蠢いています。

拓未の妻・雪乃（笛木優子）は元は栄治の恋人でありながら、栄治が病気になると拓未に乗り換えた薄情な人柄。

拓未の妹・紗英（関水渚）はずっと栄治に片思いをし続けており、栄治と関係があった姉である雪乃や元カノの麗子を目の敵にしています。

また、その他にも、栄治にかわって飼い犬のバッカスの世話をしている獣医・堂上圭（野間口徹）や生前・栄治の身のまわりの世話をしていた看護師・原口朝陽（森カンナ）巻き込んで、犯人の特定が始まります。

ドラマ『元彼の遺言状』は本格王道ミステリー

一体、栄治は本当に病死なのか？それとも他殺？

栄治の死の真相、そして栄治がなぜ奇妙な遺言を残したのか？

新たに事件に関わる重大な人物も登場し、謎が深まっていきます。

遺言状をめぐるトリックはさすがホンモノの弁護士だからこそ書けたのでしょう。原作者である新川さんは、大手法律事務所勤務の後は企業の法務部に所属していただけあって、企業の法的問題に精通しています。

新鮮なキャラクターが挑戦する新しい切り口の本格ミステリーの『元彼の遺言状』。全く先が読めない展開にワクワクします。

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