遺産相続やることリスト!いつまでにどんな手続きをどこでやればいいのか解説

「相続でやること」「相続の流れ」

ご家族が亡くなり、遺された方は様々な「相続に関する手続き」を、各省庁や金融機関などで行う必要があります。ご自身で行うことも可能ですが、平日の日中はお仕事もあるので、専門家に手続きを代行してもらう場合もあります。すべてが該当するわけではありませんが、必要な手続きのポイントを抑えておくことができます。
円満相続ラボでは、相続をすることになった場合の手続きを、時系列に並べてみましたので、ぜひご活用ください。

この記事から得られるポイント

  • 相続手続きについての順番や、やることが明確になる
  • 相続手続きで、期限があるものが明確になる
  • 相続手続きを、どこで行うかが明確になる
  • 自分だけでは難しい手続きが明確になる

相続開始後の主な手続き

相続手続きは、以下の表のように様々な手続きがあります。またそれぞれが、「◯日以内」と決まっているものがあり、場合によっては、相続税の申告におけるペナルティ(追徴課税)が発生したりしますので注意が必要です。
表を見ながら、何をするかを明確にして、各省庁や金融機関などで手続きを行いましょう。

相続手続きの詳細

相続発生後 手続きの内容 手続きの場所
7日~14日以内 7日以内 死亡届や火葬・埋葬許可申請など 所在地の市役所,区役所又は町村役場
10日以内 厚生年金の手続き 所在地を管轄する事務センター(または所在地を管轄する年金事務所)
14日以内 国民年金の手続き 区役所区民課またはお近くの事務所の保険年金係
国民健康保険関連や介護保険等の各種手続き お住まいの区の区役所保険年金課保険係または支所区民福祉課保険係
世帯主変更手続き お住まいの区の区役所または支所の戸籍住民係
他 目安 各金融機関への連絡 各種金融機関(銀行・信用金庫・信託会社、生命保険会社、証券会社など)
公共料金や携帯電話などの各種手続き ・水道、電気等の光熱費関係(水道局、◯◯電力など)
・Softbank、au、Docomo、楽天などの携帯電話キャリア
遺言書の有無確認 ・自宅や実家など、保管されている場所
・遺された資産が大きい場合には、信託銀行など
3ヶ月~4ヶ月以内 3ヶ月以内 相続放棄 亡くなった方の住所地を管轄する家庭裁判所
4ヶ月以内 所得税の準確定申告 ・被相続人の死亡当時の納税地の税務署
・電子申告(e-Tax)も可能
他 目安 相続人や相続財産の調査 ・ご家族と相談
※専門家(弁護士、行政書士、司法書士)へ依頼が必要な場合もあります。
遺産分割協議、協議書の作成 ・ご家族および相続人全員と相談
10ヶ月以内 10ヶ月以内 相続税の申告および納付(対象者のみ) 被相続人の死亡の住所地に所轄する税務署
他 目安 預貯金、有価証券などの換金・名義変更 各種金融機関(銀行・信用金庫・信託会社、証券会社など)
3年以内 3年以内 不動産の相続登記(2024年4月より義務化) 対象不動産を管轄する法務局
生命保険の請求 各生命保険会社

こちらの記事も参考になります。

【簡単解説】相続とは?相続手続きの手順や注意点をわかりやすく解説!

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